チャンゴとは?
アンニョンハセヨ!
ソナギプロジェクト九州公演実行委員会のメンバーで、福岡でチャンゴ教室やサムルノリ演奏などで活動している 韓ソリのJungkwangです。
チャンゴ(장고、長鼓・杖鼓)は、チャング(장구)とも呼ばれ、朝鮮桐を刳り貫いた砂時計型の胴に動物の皮(犬、牛、羊、馬)を張った両面太鼓です。
陽を奏でるヨルピョンは天、陰を奏でるクン(グル)ピョンは地、その間にある胴は人にあたります。天地人三才の思想があり、三才が調和しながら世界を奏でます。チャンゴを表わす漢字は「巫」です。字の如く、チャンゴとシャーマニズムは表裏一体です。
古代インドで生まれ仏教とともに東アジアに渡り、改良され現在の形になったようです。日本の鼓(つづみ)もルーツは同じです。インド周辺で演奏される両面太鼓のDholや中国の腰鼓なども親戚筋でしょう。
チャンゴは西洋音楽でのピアノに匹敵し、単体で陰陽を奏で、※長短(チャンダン)を完全に表現しますのでソロ楽器としても演奏されます。チャンゴは長短の要であり韓国伝統音楽の基本ですので、歌舞楽演戯はチャンゴの長短と呼吸を習得しなければ決して味と粋は出せないのです。
※長短については http://sonap9s.blogspot.com/2011/06/blog-post_02.html
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